HDC版 ホンダレジェンド

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ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。

不況の波がモータースポーツの世界を飲み込んでいます。
そして、その勢いは一向に衰えを見せません。
今日も三菱がパリダカからの撤退を発表しました。

撤退といえば、その先陣を切ったのがホンダ

「F1(レース)はホンダのDNA」
ホンダだけは、借金をしてでもF1だけはやめないと思っていましたが
とても驚きました。

しかし、時代は確実に動き出しています。

これから先もクルマが単なる移動の手段ではなく
人に感動を与えてくれる存在であり続けるためにも
ホンダが未来に向けて動き出したと信じましょう。

そんなホンダの「次の一手」に期待を込めて
今回は、エブロ特注品のレジェンドをご紹介したいと思います。

現在、わかっているのは3種類

①シルバー        品番 SA497
②クロームメッキ     品番 不明
③無塗装(クリア塗装)   品番なし サンプル品



①シルバー
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このカラーは一般的によく知られているHDC(当時)制作の特注品
イメージカラーのセレスティアルシルバー・メタリック。
4代目(KB型)レジェンドの発売時に販促品としてリリースされたものです。

②クロームメッキ仕様
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このモデルは、カーオブザイヤー(COTY)受賞を記念して、ホンダが特注したもので
レジェンド実車購入者に進呈されたそうです。
※比較のためにエブロ通常品の台座につけて撮影しています

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オーナーに記念品として渡すため、革製のBOXに収められ、
BOX上部には2005年COTY受賞記念のDVDが納められています。

③無塗装(クリアーコーティング)品
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このミニカーは正式には製品になっていないサンプルのようです。
譲っていただいた方からは、②のCOTY受賞記念品の没バージョンと聞きました。
無塗装状態のボディにクリアが吹かれています。

没バージョンといっても、完成度は高く
エンブレム等、しっかりタンポ印刷されています。

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ミニカーコレクターとしては、無塗装も面白いと思うのですが…
興味のないオーナーさんには厳しいかも?

ここからは想像ですが、
メッキをきらった、MMPサイドから
対案として提案されたものではないでしょうか?

ひとくちにメッキ加工といっても、いろいろな方法がありますが、
どれも耐久性や保存性に難あり。

基本的に、表面にキズが付いたり変色したりといった経時変化は避けられないそうです。
カップやトロフィーが赤茶色になっているの見たことありませんか!
それはそれで味がありますが…)

実際、エブロはカタログモデルとして、クロームメッキ仕様をリリースしていません。

職人さんの手作業によるものでも例外ではないようですから
まして、大量生産のミニカーとなると…

そこで、あえて無塗装状態で(酸化防止のためクリアのみ塗装)スペシャルな感じを
(どのカラーの実車オーナーがもらっても違和感がない)
演出したのではないでしょうか

見栄えを重視した実車メーカーと
いつまでも良い状態でミニカーを楽しんでもらいたミニカーメーカー
てな図式で、最終的に発注元がよりきりったと推測してます。

個人的には、改めて3っを比較してみて
イメージカラーのシルバーの良さを再認識しました。

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セレスティアルシルバー・メタリックはホンダHPのサイトにて入手可能です。
他のアイテムは、オークションサイト等を気長に探すしか
入手の可能性はなさそうです。
カーオブザイヤー受賞記念のクローム仕様は
当店にもたまに入荷しますのでお問い合わせください。

実車メーカーも、不況の真っただ中でゆとりも予算もないでしょうが、
こうした記念の限定アイテムの制作、
コレクターとしては期待したいところです。

※お願い
このブログの内容に関して、すべて当方の推測で書いています。
事実と反することもあるかもしれません。
その場合は、事実が判明しだい訂正していきたいと思います。
その点、ご了承ください。

例によって、間違ってもエブロの製造元であるMMP社やホンダさんへの問い合わせはご遠慮ください。
大人の対応をお願いいたします。
(C)ミニカーショップ ディーズ・サーキット 2009
でも、当方への情報提供は大歓迎です。