日産特注 KWAM1-22231 スーパーGT 2022 モチュール オーテック Z NISMO BOX仕様 2種

ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。
 

ご覧いただきありがとうございます。
 
先日(2023年3月後半) 
日産オンラインショップを覗いてみると
2022年のニスモフェスで完売した
NISMO BOX仕様の「スーパーGT 2022 モチュール オーテック Z」が
「在庫あり」となっていました。

※日産オンラインショップ(日産自動車のホームページにある公式グッズショップ)


確かに、2023年東京オートサロンの会場では
販売されていましたが
ネットでは「完売」のままだったはず・・・

これは、イベント販売分のストック放出なのか
それとも、再生産(新製品)なのか?

ならばと、1台購入。
すると、届いたモデルは
ニスモフェスで販売されたものとは
違う仕様でした。

 

 

手前:「黒地に赤のドット模様」 奥:「黒モノトーン」

モデルの違いは1点
リアハッチ 下部 (リアウイングステー取付部) のカラーリングです。

 

リアウイング下部のカラーが
手元にあったモデルは「黒地に赤のドット模様」ですが
再販品?は「黒のモノトーン」になっています。


「黒のモノトーン」は
EBBROの通常品45811と同じ仕様です。

スーパーGT 2022 モチュール オーテック Z 比較 参照
https://dscircuit.hatenablog.com/entry/2023/03/23/140722 


そもそもリアハッチ部のカラー、何が正解なのか
2022年のスーパーGTの画像や動画を
調べてみました。


その結果、わかったとこ。

ブラックルーフのカラーで「黒地に赤のドット模様」は・・・
◆日産が2022モデル23号車のカラーリングをお披露目した時のカラーリングチャート

 

ブラックルーフのカラーで「黒のモノトーン」は・・・
◆岡山テスト 
◆Rd.1 
◆Rd.8 
東京オートサロン展示車両 黒のモノトーン

東京オートサロンでの展示車両 フロント」

東京オートサロンでの展示車両 リア」

 

実車画像や動画では、
「黒地に赤のドット模様」の実車を見つけることは出来ませんでした。

 

つまり、2023年3月日産オンラインショップ購入品は
Rd.1 岡山の正解に最も近い仕様ということになります。

 

以上から勝手な想像で仕様違いのストーリーを作ると・・・


◆日産特注品は、当初公式に発表されたカラーリングで企画・生産されたが
実際のレースでは、リアハッチ部分は「黒のモノトーン」となった
◆ファーストロット完成後、気づく。
◆再生産が決まった段階で改良修正

◆日産オンラインショップで販売

 

仕様違いと仮定して、

ラベルからその違いが見分けられます。

手前:ロットナンバー:B1222  奥:ロットナンバー:B1228

日産オンラインショップでは明記されていなかった品番は、

2022ニスモフェスで販売されたものと同じ「KWAM1-22231」でした。

 

しかし、見比べるとラベルのデザイン

NISSAN GROUP」の部分が異なっていす。


さらに、ロットナンバーの数字も異なっています。

東京オートサロン 会場入手品

東京オートサロン 会場入手品

2023年3月 日産オンラインショップ入手品

2023年3月 日産オンラインショップ入手品

もちろん、
複数の個体で確認したわけではないので
生産上の偶然の産物という可能性も否定できません。

※ 偶然の産物 ⇒ 意図せず出来てしまったミステイクモデル

 

ただ、オークション等で出品画像を見る限り

同様の違いがみられました。

 

ロットナンバーも間が空いているので

さらに、別の仕様がある可能性もあります。

さて、正解は?

 

こうした違いを楽しめるコレクターさんは
ご自身の足と目を駆使して確かめてください。
バリエーションを見つけた時の楽しさはコレクター冥利につきます。

 

くれぐれも、メーカーや発売元の仕事の邪魔はしないように!

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