試作品 ホンダ S2000 AP1 (シルバーストーンメタリック)

ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。

ミニカーメーカーと話をして気づくことは、
どこもボディカラーにこだわっていること。

実車カラーのイメージに近づけるため
苦労しているようです。

素人考えでは、実車と同じ色番号のカラーを塗るのが
ベストな方法だと考えていましたが
どうやら、そう簡単な話ではないようで

スケールが変わると
結構、実車のイメージとちがった色味になり
ベースカラーに如何に足したり引いたりして
苦労し色味を作り上げています。

今回、ご紹介するのは EBBRO 初期の作品・ホンダS2000です。

ホンダ S2000 AP1 シルバー2S (手前 試作/奥 KM-92)
イメージ 1

比較用に撮影したのは、HDC特注品のKM-92
ボディカラーシルバーストーンメタリック
純正5本スポークアルミ・インテリアカラーレッドの仕様

試作品は、一見無塗装のようにも見えますが
ガンメタに近く、若干暗めのシルバーに塗られています。
また、メタリックの粒子が大きくぎらぎらしています。


ホンダ S2000 AP1 試作品
イメージ 2

ホンダ S2000 AP1 市販品 KM-92
イメージ 3


メタリック塗装はミニカー泣かせ。

それこそ、実車と同じカラーを塗れば
メタリックの粒子のみ1/1で、とてもアンバランスになります。

EBBROのS2000は最初期のAP1をモデル化しており
最初期型に設定されたボディカラー全6色のうち
シルバー系はシルバーストーンMのみなので
この試作品は、シルバーストーンMを再現する過程の色味だと思われます。


ホンダ S2000 AP1 シルバー2S (手前 試作/奥 KM-92)
イメージ 4

ホンダ S2000 AP1 シルバー2S (手前 試作/奥 KM-92)
イメージ 5

EBBRO試作品の特徴の一つに
ヘッドライトがあります。

市販品は黒く縁取り(?)された仕様で登場することがありますが
試作品はそれがない場合が多いです。

他メーカーでドアやボンネットにスミ入れをするブランドがありますが
正直微妙なケースが多く

ともすると、策士策に溺れる的な感じで
スミが目立って台無しになることもあります。

EBBROの縁取りも好みが分かれるところです。

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事実と反することもあるかもしれません。
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