試作品 43782 スズキ カプチーノ 1991 (レッド)

ミニカーショップ ディーズサーキットです。


EBBROの新製品
初めて実物を見た時、びっくりすることがあります。

なぜかというと
メーカーから事前に提供されたサンプル画像と
市販品のボディカラー等が大きく違うことがあるからです。

良く知っている世代の車種だと
より実車イメージに近づいてほっとしたり、

離れた世代のクルマの場合
こんな色味なんだと困惑したり…。


今回は、市販品が実車イメージに近づきほっとした
???なボディカラーの試作品です。


43782 スズキ カプチーノ 1991 レッド 手前 試作品 / 奥 通常品
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43782 スズキ カプチーノ 1991 (レッド)の試作品。
ボディカラーは、レッドというよりも「オレンジ」です。

メーカーからの受注リーフレットを見た時
正直な印象は「本当にこの色味で出すの?」でした。

当然、実車にはオレンジ系のボディカラー設定はありません。

なぜ、この色で試作されたのかわかりませんが
EBBRO公式のHP画像では、今でもこの色が使われています。


43782 スズキ カプチーノ 1991 試作品 (レッド)
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43782 スズキ カプチーノ 1991 通常品 (レッド)
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43782 スズキ カプチーノ 1991 試作品 (レッド)
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43782 スズキ カプチーノ 1991 通常品 (レッド)
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試作品と量産品の違いは…

①ボディカラー
②各ピラーの彩色 ⇒ 試作品はボディ同色のオレンジで塗られているのに対し、量産品は実車同様ブラックに
③開口部の陰影処理範囲
④インテリアの彩色部分
⑤エンブレム等の材質 ⇒ タンポ印刷からエッチングパーツへ
⑥マスコットプレート部分の処理

43782 スズキ カプチーノ 1991 試作品 (レッド)
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43782 スズキ カプチーノ 1991 通常品 (レッド)
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43782 スズキ カプチーノ 1991 レッド 手前 試作品 / 奥 通常品
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実車カプチーノは、FRならではのピュアな走りがセールスポイントですが
それだけではありません。

それは、フルオープン・タルガ・Tバーの3通りの形状が楽しみるルーフレイアウト。

なんとEBBROのモデルでも、リアウインドウ部分を可動式とし
フルオープンとタルガ、クローズの状態を楽しむことが出来ます。


ちなみに、試作品はルーフもボディ同色でした。


43782 カプチーノ 通常品 フルオープン状態
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43782 カプチーノ 通常品 タルガトップ状態
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43782 カプチーノ 通常品 クローズド状態
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43782 カプチーノ 試作品 クローズド状態
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43782 スズキ カプチーノ 1991 レッド 手前 試作品 / 奥 通常品
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文頭、新製品のボディカラーで
困惑することがあるといいましたが
これは販売者としての意見。

サンプル画像を見て予約してくれた方が
がっかりしなければ…と思うからです。

一方、コレクターとしては、全く逆の意見になります。

試作品と量産品が違えば違うほど
試作品を入手できた時の満足感が高いからです。

今回のオレンジ カプチーノもお気に入りの1台。

近頃は、メーカーのスケジュール問題からか
本カタログがリリースされなくなったからか
試作画像が少なくなり
こうした楽しみ?も減りつつあります。

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