43529 日産 R91CP デイトナウイナー #23
ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。
今回は『R91CP デイトナウイナーカー』についてご紹介します。
このR91CPは、1992年、デイトナ24時間耐久レースを
初めて、日本車で、日本人ドライバーが制したマシンの
初ミニカー化と初づくしで登場しました。
もちろん大人気となり、登場後まもなく完売。市場から永らく姿を消していました。
改めて見てもとても出来が良く
私のエブロベスト5に入るミニカーです。
そのR91CPが突如再登場したのです。
しかも、手直しが加えられて…
私が修正版の存在を始めて知ったのは、平成16年のタミヤショー(静岡)のことでした。
毎年タミヤショーにEBBROは出展。
覗いてみると、物販コーナーで3種類の限定商品を販売中。
そのひとつがこのR91CPでした。
(R91CPは初版と品番・紙パッケージ等一切同じ状態でした)
すでに完売だったので、何か変だなと思い購入して帰りました。
家に戻り、コレクションと比較してみるとビックリ!
大きな違いが2箇所ありました。
(1)フロント日産コーポレートマークの有無(1st 有・2nd なし)
(2)左サイド マフラーの有無(1st 有・2nd なし)
① フロント日産コーポレートマークの有無(1st 有・2nd なし)
② 左サイド マフラーの有無(1st 有・2nd なし)
当初は、その大きな違いと『限定商品』とした売り方に
何らかの理由でお蔵入りした仕様を
こっそり販売していると推理しました。
その答えは、実車にあるはず…
どちらの状態が正しいのか
ネットサーフィンしてみてもなかなかR91CPの画像を
見つけられず裏は取れませんでしたが
その翌年の東京オートサロンでなぞが解けました。
オートサロンにはニスモが出展しています。
(この年にはあの、JGTC Zマレーシア仕様がチャンピオンパッケージに
収められ少量販売された年でした。)
そのニスモブースでも、R91CPが販売されていました。
パッケージはタミヤショーの時と違いニスモのオリジナルパッケージでしたが
中身は排気系の省略された2ndバージョンです。
そこでニスモの担当者に尋ねてみるとあっさり
答えが返ってきました。
「1stが間違っていたので新しく作ってもらいました」とのこと!
こうしたバリエーション違いを見つけた瞬間!
コレクター冥利に尽きます。
今後、絶版品がイベント会場等で並んでいる場合は、
既にお持ちのコレクションでも購入することをお勧めします。
比べてみるときっと新しい発見があるに違いありません。
※ 先日、日産の名車が保管されている日産記念庫(座間)の
R91CPの画像を見たところ、日産のコーポレートマークが入り
左サイドマフラーの部分は枠だけ残りマフラーがない状態でした。
1stとも2ndとの違う???
さて、正解は・・・?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
43529の1st版は絶版。
2nd版はニスモのHPやイベントで販売されていました。
※最近はどうなったかわかりませんが・・・
また、MMPでも大きなイベント時に「イベント限定品」として
販売しています。※最近でも続いているかどうかはわかりませんが・・・
いずれにせよ、見つけたときに買いの逸品です。
次回は、先ほどメーカー完売となった『ホンダ MDX』についてご紹介します。
気長にお待ち下さい。
※お願い
このブログの内容に関して、当方が独断で行っています。
間違ってもエブロの製造元であるMMP社やニスモへの問い合わせはご遠慮ください。
(C)ミニカーショップ ディーズ・サーキット 2006
でも、当方への情報提供は歓迎です。