試作品 43975 バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36

ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。

現在のスーパーGTとは違い
昔のツーリングカーレースは、外観がほとんど市販車のままだったので
とっつきやすく、幅広い人気がありました。

今は滅びてしまった?、グループAマシンのレースもその一つ。

街で見るスープラスカイライン、スタリオン、BMW6シリーズなど
スポーティなクルマが派手なカラーリングで戦い、ファンを興奮させました。

今回ご紹介するのは、グループAマシン
バイヨ スープラ 1989 #36 試作モデルです。

▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 手前⇒試作品 奥⇒市販品
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EBBROのスープラ グループA仕様は 
ミノルタ・バイヨ・富士通テンとトムスの3種がリリースされました。

その第1弾だったミノルタは、
考証違いの残念なモデルとして記憶に残っています。

ミノルタスープラは、1987~88年の前期型スープラ時代のマシンなのですが
フロントバンパーが後期型でリアも後期型のテールを無理やり前期風?に見せる荒業。

※蛇足ですが、88年最終戦のインターTECだけは後期型ターボA仕様で参戦したので、
ターボAダクトをつけて後期型のテールにしていれば、残念度も低かったと思います。
いずれにせよ、ミノルタカラーの印象は前期型ボディですが…。

バイヨカラーのスープラはその反省?が生かされたのでしょうか。
お陰様で正しい仕様でリリースされました。

▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 試作品
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▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 市販品
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試作モデルは、ミノルタカラーをバイヨに塗ったカラー見本といった体のモデル。

さて、試作品と市販品の違いは…、

①ターボAダクト有無(ミノルタと同じ仕様)
フォグランプ有無 (ミノルタと同じ仕様 ⇒ミノルタはシビエがスポンサーについていたからでしょうか、
前期ボディではフォグ付きで戦っています)
③フォグ横 ラジエターグリル (ミノルタと同じ黒 ⇒ボディ同色へ)
④フロントウインカーレンズ (ミノルタと同じサイズ ⇒適正なサイズへ)
⑤シート他 インテリアのカラーリングがほぼ、ミノルタと同じ
⑥ドライバー名 試作⇒Y.TACHI S.KASUYA 市販品⇒M.SEKIYA H.OGAWA
⑦ホイール(ミノルタと同じ仕様)

▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 試作品
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▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 市販品
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市販品に施された修正はどれも正しく、89モデルのバイヨスープラを再現しています。

ドライバーに関して調べてみると、
1989年のバイヨスープラ36号車は、
関谷・小河のコンビで変更がなかったのでドライバー名の修正も正解。
ちなみに、舘・粕谷のコンビは90年、富士通テンカラーの37号車で実現しています。

▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 試作品
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▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 市販品
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意外に少ない70スープラの1/43モデル
EBBROのスープラも10年以上前のモデルになってしまいました。

もし、まだ金型が残っているのならば
グループAはミノルタの修正版、前期仕様と後期ターボAダクト付きを
つくってほしいものです

ついでにロードカーのツインターボR 色違い各色と
ターボA、さらに調子に乗って前期型やエアロトップも…

結局全部欲しいということでしょうか!

▼ バイヨ スープラ Gr. A 1989 #36 手前⇒試作品 奥⇒市販品
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バイヨスープラターボのカラーリング
ちょっとサッカー日本代表に似てませんか?
頑張れ!ニッポン!
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