エラー品 44476 ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km #12

エラー品とは、生産行程で何らかのミスがあり
修正、あるいは破棄されるべきものが
チェックの網をくぐり抜け、世に出てしまったものをいます。

本来は、あってはならないエラー品。
しかし、コレクターズアイテムの世界では、
その希少価値が評価される場合があります。

例えば、コイン(お金)。
発行数の少ない年で、かつあるはずの穴が無い50円玉に
50万円(1万倍!)の値段がついたこともあるそうです。

さて、EBBROはというと
希少価値があるかどうかは?ですが
やはり、たまに出会います。

今回ご紹介するのはその一つ。

※ここでいうミニカーの「エラー品」は
パーツが欠品・破損している等のいわゆる「不良品」とは別ものと考えます。

EBBRO ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km #11 #12
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モデルは、ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km

R-1300は
ホンダ初の小型乗用車ホンダ1300の
空冷エンジンを流用したレーシングマシン。

不慮の事故でわずか2戦に参戦しただけで開発が打ち切られたそうです。

EBBROでは、1969年 R-1300が初登場した鈴鹿1000kmレースの参戦車2台 
11号車と12号車をモデル化。


改めて、正規品をご確認下さい。

44576 ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km #11
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この2台
サイドミラーの色とゼッケン以外は
全く同じモデルです。

44571 ホンダR-1300 1969鈴鹿1000km #12
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続いて、エラー品。
どんなエラーかというと…

エラー品 44571 ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km #12
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ご覧の通り
なんと、1台にゼッケン11と12が貼られています!

ちなみに、サイドミラーからわかる通り
44571 12号車のエラー品です。

エラー品 44571 ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km #12
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デカール貼り間違えといえば、よく見るのが
上下が逆さまになっているもの。

百歩譲って、見たことが無いロゴの上下を
間違えるのであればわかるのですが

ゼッケン番号を間違える?
しかも、部分的に?
そもそもゼッケンという概念が無かったのか?

ひょっとするとストレスが溜まっていた
工場のお姉さんが悪戯したのか?

いずれにせよ、結構笑えるので
コレクションに加えました。

ホンダR-1300 1969 鈴鹿1000km 3S 手前から #11 #12 エラー品
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念のため、言っておきますが
今回の趣旨はメーカーの品質管理がどうこうということではありません。
こうしたエラー品は、本来メーカーに返品すべきもの。

あくまで、洒落です。笑ってください!

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このブログの内容に関して、すべて当方の推測で書いています。
事実と反することもあるかもしれません。
その場合は、事実が判明しだい訂正していきたいと思います。
その点、ご了承ください。

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