43717・858 日産 R383
ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。
今回は43717と43858の『日産 R383 』についてご紹介します。
トヨタ、日産、タキレーシングが威信をかけて戦った60年代後半の日本グランプリ。
人気絶頂の中、1970年、社会的情勢により日産、トヨタのワークスが撤退。
日本GPが中止に至りました。
その影で戦う場を失ったのが幻のマシンといわれる『日産 R383』です。
日産R383は、68・69年の日本グランプリをR381とR382で連覇した日産が、
3連覇を目指して作り上げた秘密兵器。
しかし、グランプリ中止のため、一度もひのき舞台にあがることはありませんでした。
ご存知の方も多いと思いますが
昨年のニスモフェアで36年ぶりにR383がよみがえりました。
レストアされ(実際、中身は当時のものとは異なるようですが)
富士を走る姿に感慨を覚えたオールドファンも多かったのではないでしょうか。
このR383、エブロでは2つの品番で登場しました。
表題の通り、43717と43858です。
ちなみに、717は一般小売店で売られたもの。
858はエブロ直売で先行販売された分です。
1) 717 ⇒画像
2) 858 ⇒画像
☆☆☆ 台座の文字が違うので見分けるのは簡単です。
1) 717 台座が『 NISSAN R383 PROTOTYPE 1970 』銀文字 ⇒画像
2) 858 台座が『 NISSAN R383 1970 』白文字 ⇒画像
3) 717 ボディカラーの青メタリックが 薄い ⇒画像
4) 858 ボディカラーの青メタリックが 濃い ⇒画像
5) シート周りが858の方がつや消しの感じが強い(画像では差が出ません。)
※ボディカラーやシート周りの濃淡は目にすることが出来た固体での比較です。
確実な違いとはいえないかもしれません。ただし、複数の固体で比較しています。
ちなみに、858の先行販売版は06ニスモフェスティバルと07モータスポーツフェスティバル等で販売されました。
しかし、なぜ一般販売されたものと品番が違うのでしょうか?
また、一般販売(717)が06ニスモフェスから10ヶ月も遅れたのでしょうか?
謎の多いモデルです。
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43717は07年11月現在、メーカー在庫もあります。
43858はオークションやイベント会場で狙うしかなさそうです。
(C)ミニカーショップ ディーズ・サーキット 2007
※この内容に関しては当方が想像と独断で行っています。
間違ってもエブロの製造元であるMMP社へ問い合わせはしないでくださいね。