43083他 トヨタ セリカ 1600GT
ミニカーショップ ディーズ・サーキットです。
初代トヨタセリカはエブロでも多数モデル化されています。
クーペがGTとGTV。
更にGTは前・後期モデル。
GTVはトサコレクション(トヨタ系ミニカーブランド)OEMと
多彩にバリエーション展開しています。
負けじとリフトバックも2000GTと1600GT(トサコレクション)と展開。
初代セリカファンにはたまらない状況でしょう。
そこで今回はその一部 セリカ1600GTのバリエーションについてご紹介します。
セリカ1600GTクーペはエブロでも比較的初期にラインナップされました。
カラーはイメージカラーの青M(ターコイズM)・黄・赤。
モデルは初期のワンテールモデルです。
画像(手前3台)①(ワンテール)
エブロはその後、リフトバック・GTVとリリース。
初代セリカはエブロの中でも人気モデルで、
色によっては早くからメーカー完売となりました。
そして忘れた頃、2004年にクーペ1600GTの青Mが再販されます。
再販といっても台座、ミニカー本体ともに変更点が見られます。
紙のパッケージが異なるので識別するのは簡単。
(1)1st・・・紙パッケージ ⇒オールディーズ(緑箱)
台座 ⇒初期タイプの高台座 画像
ミニカー本体 ⇒ボンネットのエアアウトレットのカラーがつや消し黒
給油口 ⇒リアに隠し(初期セリカの特徴のひとつ)
(2)2nd・・・紙パッケージ ⇒オールディーズ
(最近まで使用していた明るい箱)※現在のものとは違います)
台座 ⇒中期タイプの低台座
ミニカー本体 ⇒ボンネットのエアアウトレットのカラーが銀
給油口 ⇒左Bピラー(72年1回目のMC時に変更)
これだけみると2ndは実車MC後モデルか?と思いますが
リアのテールランプは初期ワンテールのままなので
ミステイクといえるでしょう。
では、なぜ、このようなミステイクが生まれたのか・・・
GTVグレードのモデル登場時に金型改修されたからだと推測できます。
実車GTVは72年のMC時に追加されたグレードで、
GTV登場の際には給油口がBピラーに移されており、 ミニカーもGTVリリースにあわせ金型改修。Bピラーに給油口を移しました。
現時点でアウトレットの色は1st・2ndどちらが
正確(に近い)なのかはわかっていません。
しかし、給油口の位置は明らかに1stが正解なので、
初期ワンテールモデルに乗る実車オーナーには
1stモデルをお勧めします。
セリカ1600GTは2004年10月に新色をリリースします。それが43619の白です。
このモデルは実車72年のMC後版を再現。
初期モデルとの違いは…
(1)フロントグリル
(2)カラードバンパー化
(3)リアガーニッシュ
(4)リアテールランプ
(5)給油口の位置(左Bピラー)
(6)フロントターンランプ
と多岐に渡ります。
これはGTVリリースの副産物(主にGTVに順ずる)で、
おもわずMC後の1600GTが生まれうれしい限りです。
リアのエンブレムがGTVになっているのはご愛嬌ですが!
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現在、メーカー在庫が残っているのは
43083(青M)2nd、619のMC後版(白)です。
一般的にトヨタのミニカーはそれはど入手困難ではありませんが
実車同様状態の良い個体を手に入れるためには、早めに入手することをお勧めします。
次回は、『セリカ1600GTV』のバリエーションについてお届けします。
※お願い
このブログの内容に関して、当方が独自の推測を元に行っています。
よって事実と異なる場合もございます。
間違ってもエブロの製造元であるMMP社への問い合わせはご遠慮ください。
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